日付と数字には十分な背景を添える
03/04のように数字だけで書かれた日付は、日と月の解釈が分かれることがあります。納品に関わる重要な日付なら、月名を書くか形式を明示し、翻訳先の文書で使う年も確認しましょう。
通貨、単位、数値範囲の意味も確認します。翻訳で合意なく金額を変えたり単位を換算したりしてはいけません。原文が曖昧なら、情報の持ち主に代わってもっともらしい答えを選ばず、先に確認してください。
社内で馴染みのある略語も、取引先には通じないことがある
日常的に使う略語、部署名、商品名、サービスの呼び方をまとめます。そのまま残すもの、承認済みの英語表記があるもの、初出時に説明が必要なものを示しましょう。
同じ言葉でも、組織によって異なる工程を指す場合があります。利用場面の例や、以前使った原文の一文を添えてください。意味の説明がない用語一覧より、短い背景情報のほうが役立ちます。

表現を整えることと、条件を変えることを分ける
読みやすく整えても、元の範囲は維持する必要があります。例えば、単なる見込みか確定した納期か、どの費用を含み何を含まないかです。可能性を示す言葉を、保証の表現に変えてはいけません。
提案や条件の変更、情報の追加が必要なら、先に事業主の承認を得ましょう。翻訳はお客様に代わって商取引の判断をする仕事ではなく、自動的に専門文書の認証を行うものでもありません。
- 文書の対象読者と目的
- 確認が必要な日付、通貨、単位、数字
- 承認済みの略語と用語
- 見込みを示す表現、除外事項、重要な条件
読者が次に何をするかで確認する
訳文を読んだ後、取引先が何に答え、どの情報を送り、いつまでに行動すればよいか分かるかを確認します。まだ曖昧なら、英語を格式のある表現に置き換えるだけでなく、原文に説明を加える必要があるかもしれません。
例えば「詳細を確認してください」と依頼するなら、商品数量、ファイル形式、納期のどれを指すか示しましょう。原情報が明確であれば、訳文も共通の基準に照らして確認できます。
翻訳を始める前に原稿を整える
編集できる原稿を送り、確定している箇所と回答待ちの箇所を示します。用語と使用例もまとめてください。文章を新しく書く必要がある場合や、会社情報を資料にまとめる必要がある場合は、まず適切な業務範囲を検討しましょう。
この情報をFastworkで相談し、原文言語、翻訳先の言語、語数、ファイル形式を確認します。基本の翻訳パッケージは、合意したタイ語・英語間の1方向の翻訳です。新規執筆、画像の文字起こし、対象外と記載された認証業務は含みません。
次の一歩
翻訳に出す前に、すべての日付、単位、略語、条件を示す文を丸で囲み、「社外の人も、自分たちと同じ意味に理解できるか」と問いかけてみましょう。言い回しを整える前に、これらを確認してください。



