社内の業務区分より、お客様の課題から考える
「事業を紹介するサイトが欲しい」「取引先との話し合いに会社情報を使いたい」「投資額を検討したい」など、お客様が言いそうな文を書いてみましょう。そのうえで、それぞれの課題を実際に提供している仕事に結び付けます。
部署名やツール名で分けると作業する側には便利でも、購入する側がどこから始めるかは分かりません。同じ層に役立つサービスが複数あるなら、それぞれが課題のどの部分に対応するのかを説明しましょう。
違いは「大きい」ではなく業務範囲で示す
BasicやPremiumという名前が役立つのは、ページ数、言語、分析の詳しさ、ファイル形式など、何が追加されるかを読者が確認できるときです。確認できる項目の代わりに、「より充実」という言葉だけで済ませないようにしましょう。
例えば、完成済み原稿の翻訳と、二言語の会社案内をまとめる仕事は、どちらも語学力を使いますが、出発点となる情報も成果物も異なります。自動的に小さなプランと大きなプランに分けるより、誰にどちらが適しているかを説明することが大切です。

必要な基本内容と追加の選択肢を分ける
パッケージの主な成果と、一部のお客様だけが必要とする追加業務を書き分けます。すべてを含めると範囲が曖昧になる一方、何もかも細かな別項目にすると比較が難しくなることがあります。
すべてのパッケージに共通の見出しを使い、簡単な表を作ってみましょう。明確に書けない欄があれば、販売文を書く前に業務範囲を見直す必要があるかもしれません。表を埋めるためだけに、まだ提供できないものを加えてはいけません。
- どのような課題を持つお客様に向いているか
- 成果物と、お客様が提供する必要のある情報
- 業務範囲、言語、修正回数
- 対象外の項目と、追加見積もりが必要な業務
個人の好みではなく、利用場面で試す
仮のお客様を二通りか三通り想定し、表示された情報だけでそれぞれがパッケージを選べるか確認します。全員が同じ質問をしなければならないなら、新しいパッケージ名を考える前に、その箇所の説明を補いましょう。
「原稿がすでにある場合はどれか」「開始価格に何が含まれるか」など、実際のお客様から繰り返される質問も参考になります。ただし、特定のサービスが必ず売れる証拠とは捉えず、提案内容を明確にするために使ってください。
サービスを明確にしてからウェブページを設計する
課題、業務範囲、選択肢を整理できると、ウェブページや事業紹介資料を書くための情報が明確になります。事業計画とウェブデザインは互いに役立ちますが、合意が必要な別々の業務範囲であることは変わりません。
Fastworkでの相談前に、現在のサービス一覧と、よくある質問、自分でも説明しにくい点をまとめてみましょう。完成した表は必要ありません。実例があるだけでも、何を分析し、何を文章にまとめる必要があるかを具体的に決めやすくなります。
次の一歩
新しいパッケージを加える前に、「___を必要とする人に向き、___を受け取ることができ、別のパッケージとは___が違う」という文を完成させてみましょう。まだ答えられなければ、サービス名を増やす前に範囲を整えてください。



